流行りは、商品じゃなくて「関係」で広がる。

From:高橋和樹

「マジで並ぶの?」

と聞く。

「うん。
ならぶ。」

と言われる。

マジか。

並びたくね〜(笑)

と思いながらも。

「売り切れて。
買えないかもしれないよ。

それでもいいね?」

と伝える。

「うん。
わかった。」

……けど。

買えなかったら絶対「わーわー」って言うんだろうな。

と思いながら並ぶ。

今。
子どもたちの間で流行っている。
シールの限定販売です。

11時から販売なのに。
10時半に着いても。
めちゃくちゃ並んでました。

……みんな。
元気だな。

で。

結局どうなったかというと。

途中でリタイアしました(笑)

開店時間になっても。
全然列が進まない。

すると子どもたちが。

「もう帰ろう。」

って。

え。
そっち?

さっきまで。
あんなに欲しがってたのに。

でも。
ちょっと分かる。

待つって。
体力を削る。

欲しい気持ちも。
一緒に削る。


■ 並んだ時間を無駄にできない心理

ここで思い出したのが。
行動経済学で言う「サンクコスト効果」です。

サンクコストは。
すでに支払ってしまった時間やお金のこと。

たとえば。

映画がつまらないのに。
「ここまで観たから最後まで観るか」

並んだ時間が長いほど。
「ここまで並んだんだから」って思ってしまう。

でも冷静に考えると。
並んだ時間は戻らない。

続けても。
やめても。
過去は変わらない。

本来判断すべきなのは。
“これからの時間”だけ。

でも人は。
失った時間を無駄にしたくないって感情で。
未来の判断を歪めてしまう。

今回。
子どもたちは。

「もう帰ろう。」

と。
未来で判断した。

並んだ時間に縛られなかった。

大人のほうが。
「ここまで来たんだから」って言いがちです。

でもそれは。
過去基準の判断。

経営も同じです。

ここまで投資したから。
時間をかけたから。
人を入れたから。

やめられない。

でもそれはサンクコスト。

大事なのは。
これからどうするか。

過去で決めるか。
未来で決めるか。

その差は。
数年後に大きな差になります。


買えなかった。

でも。
無駄じゃなかった。

子どもたちが欲しかったのは。
シールそのものより。
友達と交換して。
わいわいする時間。

だから。
列が進まないなら帰る。

あの判断。
実はかなり合理的でした。

私も。
「ここまで来たから」で動かないようにしたい。

未来基準で。
判断する。

では。
また次のメルマガで。

PS
帰り道。

「じゃあ。
今度は別の時にしよう。」

……切り替え早い(笑)

未来に向いてる6才。
ちょっと見習います。


■ 要点まとめ(静かに整理)

  • 並んだ時間は取り戻せない
  • 人は「ここまで来たから」で続けがち(サンクコスト効果)
  • 判断すべきは過去ではなく“これから”
  • 経営も「投資したから」ではなく未来基準で決める
  • 子どもの引き際は意外と合理的

■ 苺の花ことばから

花ことばも。
過去に縛られない判断を大切にしています。

去年と同じだから。ではなく。
これから良くなるかどうか。

設備も。
人の配置も。
販売方法も。

未来基準で選ぶ。

その積み重ねが。
「おいしかった」の一言につながる。

日常に。ちょっとした幸せを。

それが。苺の花ことばです。

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