From:高橋和樹
「じゃあ、去年と同じ量でお願いします。」
もうすぐ3月ということで。 来シーズンの準備を。 始めないといけない。
ということで。 早速地元のJAに電話。
「JAに相談♪」 ってサザエさんが出ていたCMを。 頭に浮かべながら。
「すいません。 去年の培土の量と。 一昨年の培土の量を。 教えてください。」
すると。
「2025年は。 3月に450袋で。 6月に300袋です。
2024年は。 385袋で。 7月に50袋。 9月に50袋です。」
と言われる。
……去年。 なんでそんなに頼んだんだろう。
って考えたら。 去年はハウスを増設したから。 その分が多かった。
そういうことを。 思い出した。
ということで。
「では。 450袋お願いします。」
って頼んでおいた。
あとは。 スリットポットを頼んだり。 ポットの土詰めの依頼をしたり。
頭の中ではもう。 来シーズンのことが。 動き始めてます。
仕事って。 不思議で。
今やるべき仕事と。 この先のためにやるべき仕事が。 同時に走ってる。
体は現時点にいるのに。 頭の中だけ。 1ヶ月先。 数ヶ月先。
そんな時がある。
で。
頭が未来に行ってる状態で。 目の前の作業に引き戻されると。 少し変な感覚になる。
培土の量を決める時って。 もう頭の中では。
苗のこと。 土のこと。 人の動き。 忙しくなる日の段取り。
そういうのが。 勝手に再生される。
頭の中では未来が再生されてる。
でも現実は。 電話が鳴る。 箱が届く。 今日の仕事がある。
その瞬間。 映画のシーンが。 パッと切り替わるみたいに。 ピントが合うまで。 一瞬だけ変になる。
これが。 私が感じる 「変な感覚」の正体です。
そして最近。 思うんです。
この感覚があるってことは。
私はちゃんと。 未来の責任を。 背負ってるんだな。
って。
先のことを考えるのも仕事。 目の前を進めるのも仕事。
その往復を。 毎日やってる。
だから。
今日の私は。 未来の準備を一つ進めたら。 目の前の作業に戻る。
ピントが合うまで。 一呼吸。
それでいい。
来シーズンは。 来シーズンで。 必ず忙しくなる。
だから今。 少しずつ。 仕込んでいきます。
では。 また次のメルマガで。
PS
「じゃあ去年と同じで」って。 言いそうになるけど。
去年と同じなら。 去年と同じ未来になる。
ちょっとだけでも。 来年のほうが良くなるように。 同じにしない工夫も。 忘れないでおきます。
花ことばは、 「今」だけで動いていません。
いちごの苗を植える瞬間から、 収穫期の景色を想像している。
培土を発注する時から、 完熟の一粒を思い描いている。
ハウスに植えてから化学農薬を使わずに育て、 量より質を選び、 完熟で届ける。
未来を仕込みながら、 今日を丁寧に積み重ねる。
日常に、ちょっとした幸せを。
それが、苺の花ことばです。
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