夜中の3時から働くことにしました。酷暑からクルーを守る夏の働き方

夏のハウス作業を安全に進めるために

夜中の3時から働くことにしました。
酷暑からクルーを守る夏の働き方

「暑いけど頑張ろう」だけでは、
もう乗り切れない暑さになっています。

この記事の要点

夏のハウス内は、サイドを開けていても50度を超えることがあります。
安全に作業するため、夜中の3時から始める早出勤務を導入します。
気合いではなく、暑さに合わせて作業時間と仕事の順番を変えます。

「じゃあ、来週からにしよっか!」

クルーのみんなと話しながら、来週の月曜日から始めることにしました。

何を始めるのかというと、

夏限定の勤務時間

夜中の3時から

夜中なのか、早朝なのか。

もはや、よく分からない時間です(笑)

ただ、この時間から働くことにしたのには、きちんと理由があります。

夏のハウスは、昼間に作業できる環境ではありません

最近は、「猛暑日」だけではなく、「酷暑日」という言葉もよく耳にするようになりました。

それくらい、年々夏の暑さが厳しくなっているように感じます。

農園では、この暑さの中でも、今シーズン使ったハウスの片付けや、来シーズンに向けた準備を進めなければいけません。

正直に言うと、収穫が終わったオフシーズンの方が、次の準備が重なって忙しいくらいです。

ただし、昼間のハウス内は本当に危険です。

サイドを大きく開けていても

50度超

になることがあります。

「そんな中で作業なんてできるの?」

そう思いますよね。

できません(笑)

実際に入ってみたら、10分ももちませんでした

私も、ハウスの片付けを進めようと思い、昼間に中へ入ってみました。

でも、10分ももちませんでした。

汗が出るというより、体の中に熱がどんどんたまっていくような感覚です。

風が吹いても涼しくない。

息を吸っても、熱い空気が入ってくる。

その状態で無理に動き続けるのは、仕事ではなく危険です。

無理をして体調を崩したら、
片付けどころではありません。

「これは無理だ」と思い、すぐに外へ出ました。

頑張り方ではなく、働く時間を変える

そこで、クルーのみんなと相談しました。

今までと同じ時間に働いて、

「暑いけど頑張ろう!」

と言うだけでは、もう乗り切れない。

それなら、暑さが本格的になる前に仕事を始めればいい。

ということで、夜中の3時から作業を始めることにしました。

夜中〜日の出前

ハウス内の片付け
来シーズンの準備

気温が上がった後

外の仕事
別の作業へ移動

その後の私

事務作業
販売や来季の準備

暑い場所にいる時間を、できるだけ短くする。

それだけでも、体への負担は大きく変わるはずです。

仕事は「同じやり方を続けること」ではない

働き方を変えるというと、少し大げさに聞こえるかもしれません。

でも、仕事の目的は、決められた時間に働くことではありません。

安全に、必要な仕事を終わらせることです。

気温が低い時間に、暑い場所の仕事をする。

気温が上がったら、別の仕事へ移る。

体力を消耗しやすい作業は、先に終わらせる。

こうした順番を考えることも、仕事の一部だと思っています。

気合いで暑さに合わせるのではなく、
仕事の方を暑さに合わせる。

安全を守ることは、生産性を下げることではない

暑い時間を避けると、働ける時間が減るように感じるかもしれません。

でも、危険な環境で無理に働いても、作業のスピードは落ちます。

集中力も下がります。

判断ミスや、けがの可能性も高くなります。

さらに、体調を崩して休むことになれば、その後の仕事にも影響します。

だから、安全を優先することは、仕事を遅くすることではありません。

長い目で見れば、仕事を止めないための準備です。

夏の生産性を守るために変えること

  • 作業を始める時間
  • 暑くなる前に行う仕事
  • ハウス内にいる時間
  • 休憩と水分補給の取り方
  • 一日の仕事の順番

農業の働き方も、気候に合わせて変える必要がある

農業は自然を相手にする仕事です。

雨が降れば予定を変える。

気温が下がれば、ハウスの管理を変える。

日照が少なければ、水やりや温度の考え方も変わる。

栽培は天候に合わせて変えているのに、人の働き方だけを毎年同じにする必要はありません。

暑さが厳しくなれば、勤務時間も変える。

今までのやり方が危険になったなら、新しいやり方を考える。

環境が変わっているのに、やり方を変えないことの方が危ないのだと思います。

ただ、一つだけ心配があります

早出勤務の内容は決まりました。

仕事の順番も考えました。

あとは、来週の月曜日に実際に始めるだけです。

でも、一つだけ心配なことがあります。

本当に夜中の3時から
働けるのでしょうか(笑)

仕事を始めるのが3時ということは、起きるのはそれよりも前です。

目覚ましを止めて、

「あと5分だけ……」

なんて言っていたら、気が付いた時には日が昇っているかもしれません(笑)

まずは早出勤務より先に、早く寝る練習から始めた方が良さそうです。

夏の農園は、夏の働き方へ

作業する時間を変える。

仕事の順番を変える。

暑い場所にいる時間を短くする。

今までと同じ働き方にこだわるのではなく、環境に合った働き方を選ぶ。

少しでも安全に、無理なく作業を進めるために、農園の働き方も夏仕様へ変えていきます。

クルーのみんなが元気に働けること。

来シーズンの準備を、きちんと進められること。

その両方を実現できる働き方を、これからも考えていきたいと思います。

PS

来週の月曜日、本当に夜中の3時から仕事を始められたのか。

それとも目覚ましを止めて、普通の朝を迎えたのか(笑)

結果は、またメルマガでご報告します。