夏の定番だけど、食べ方は全国共通じゃなかった
冷やし中華にマヨネーズは邪道?
調べてみたら地域で
こんなに違った(笑)
「絶対合わないでしょ!」
そう思っていた中学生の私も、
一口で手のひらを返しました(笑)
この記事の要点
まずは4コマでどうぞ(笑)
今回の「冷やし中華+マヨネーズ」の出来事を、
4コマ漫画にしてみました。

「やっぱり暑い時には、これだよね!」
「やっぱり暑い時には、これだよね!」
そう言いながら、下の子のことはと一緒に冷やし中華を食べていました。
夏になると食べたくなりますよね。
冷たくて。
酸味があって。
暑い日でもツルツル食べられる。
そして私は、ことはに言いました。
「でもね、
これを加えた方が
絶対うまいよ!」
すると、ことはから、
「え〜? それって美味しいの?」
と、完全に疑いの目を向けられました(笑)
恐る恐る食べてみると……
「マジでうまいから! 一回やってみな!」
そう勧めると、ことはは恐る恐る、ほんの少しだけトッピング。
そして、一口。
すると……。
目を見開いて、
GOOD!(笑)
親指を立てました(笑)
「でしょ!」
と思わず、こっちもちょっと自慢げになります。
何をトッピングしたのかというと、
マヨネーズです。
嫁さんからすると「邪道」です(笑)
これ、人によっては、
「いやいやいや! 冷やし中華にマヨネーズはないでしょ!」
ってなるみたいですね。
実際、嫁さんも、私がマヨネーズをかけていると、
「それは邪道でしょ……」
という目で見てきます(笑)
でも、私にとっては、
冷やし中華といえばマヨネーズ。
むしろ、ない方がちょっと物足りないくらいです。
きっかけは、中学生の頃のサークルK
この組み合わせを知ったのは、中学生の頃でした。
当時、今はなき「サークルK」というコンビニで冷やし中華を買った時のこと。
パッケージを見ると、キユーピーのマヨネーズが付いていました。
それを見た瞬間、
「いやいや……。
冷やし中華に
マヨネーズは合わないでしょ!」
と思ったのを今でも覚えています。
でも当時の私は、かなりのマヨラー(笑)
「付いてるってことは、美味しいから付いてるんだよな……」
という好奇心を抑えられませんでした。
試しにマヨネーズをかけて、一口。
「……うまっ!」
衝撃でした(笑)
酸味のある冷やし中華のタレに、マヨネーズのまろやかさが加わる。
それまで、
「絶対合わない!」
と思っていたのに、一口食べただけで完全に手のひら返しです(笑)
それから何十年。
今でも、冷やし中華にはマヨネーズです。
調べてみたら、マヨネーズ派にはかなり地域差がありました
今回、改めて気になったので調べてみました。
すると、面白いことが分かりました。
冷やし中華にマヨネーズをかけるかどうかには、かなり地域差があるようです。
2021年に行われたアンケートでは、全国で「冷やし中華にマヨネーズをかける」と答えた人は約25%。
ところが、愛知県では約70%。
さらに三重県、岐阜県でも60%を超えていました。
冷やし中華にマヨネーズをかける割合
愛知県 約70%
三重県 60%超
岐阜県 60%超
一方で、それ以外の多くの地域では「かけない派」が多数。
つまり、
冷やし中華+マヨネーズは、
特に東海地方で強い食文化
ということなんですね。
嫁さんから「邪道」という目で見られていた私ですが、地域によってはむしろ普通だったわけです(笑)
なぜ東海地方ではマヨネーズが当たり前になったの?
ここも調べてみると面白いです。
有力な説の一つとして出てくるのが、名古屋を中心に親しまれてきたスガキヤです。
スガキヤには、1957年に冷しラーメンとマヨネーズを組み合わせていた記録が残っているそうです。
当時の冷しラーメンは酸味のある味だったため、相性のいい調味料を試した結果、マヨネーズが合ったとされています。
その後、冷やし中華にマヨネーズを添えるスタイルが地域へ広がっていったのではないかと考えられています。
ただし、
「冷やし中華+マヨネーズは
絶対にスガキヤが最初」
とまで断定できるわけではなく、発祥については諸説あるようです。
それでも、地元で何十年も親しまれてきたお店の影響が、家庭の味にまで広がっていく。
これは十分ありそうですよね。
コンビニの冷やし中華まで、地域によって違っていた
そして、個人的に一番面白かったのがここです。
コンビニの冷やし中華を地域別に比べた調査でも、東海地方ではマヨネーズ付きの商品が多い傾向が確認されています。
全国にあるコンビニだから、どこで買っても同じ商品だと思いがちです。
でも実際には、地域の好みに合わせて商品が変わることがあります。
全国チェーンの商品にも、
その地域の「普通」が反映されている。
そう考えると面白いですよね。
私が中学生の頃に、
「冷やし中華にマヨネーズが付いてる!」
と驚いた、あの体験。
もしかすると、その一袋の後ろにも、地域の食文化があったのかもしれません。
同じ「冷やし中華」なのに、呼び方まで違う
さらに面白いのが、トッピングだけではないことです。
冷やし中華は、地域によって呼び方が違うこともあります。
全国的には「冷やし中華」。
一方で、北海道などでは「冷やしラーメン」と呼ばれることがあります。
西日本では「冷麺」という呼び方を耳にする地域もあります。
ただ、「冷麺」という言葉は韓国冷麺など別の料理を指す場合もあるため、地域によってイメージする料理が違うこともあります。
同じような料理を見ているのに、場所が変われば名前まで変わる。
こういうところも、地域の食文化の面白さですよね。
「普通の食べ方」って、実は普通じゃないのかもしれない
今回の冷やし中華を調べながら、改めて思いました。
私たちは普段、家で食べているものを、
「これが普通」
だと思っています。
でも、その普通って、実は全国共通ではないんですよね。
小さい頃から家庭で食べていた。
地元のお店で出てきた。
スーパーやコンビニの商品に付いていた。
周りのみんなも同じように食べていた。
だから、
「これが普通なんだ」
と思うようになる。
自分の「普通」は、
育った地域や家庭から
受け継いだものなのかもしれない。
そう考えると、食べ物って面白いですよね。
お雑煮なんて、もっと地域差がすごい
地域によって食べ方が変わる代表的なものとして、お雑煮があります。
同じ「お雑煮」なのに、地域によってかなり違います。
東日本では角餅が多く、西日本では丸餅が多い傾向があります。
関西では、白味噌仕立てのお雑煮も親しまれています。
鳥取県などには、小豆の煮汁に餅を入れる「小豆雑煮」が食べられている地域もあります。
同じ「お雑煮」でも、
場所が変われば
味も、餅も、具材も変わる。
もし子どもの頃から小豆雑煮を食べていたら、それが「お雑煮の普通」になる。
逆に、別の地域の人が見たら、
「これがお雑煮なの?」
となるかもしれません。
冷やし中華のマヨネーズと同じですよね(笑)
なぜ地域によって食文化が変わるんだろう?
もちろん、一つの理由だけで決まるわけではありません。
その土地でとれる食材。
気候。
昔からの保存方法。
地域で作られてきた調味料。
地元のお店。
物流。
そして、家庭で親から子へ伝わる食べ方。
いろいろなものが重なって、地域ならではの食文化になっていくんだと思います。
今回の冷やし中華なら、地元で親しまれているお店がマヨネーズを添える。
それを子どもの頃から食べる。
コンビニでもマヨネーズ付きが売られる。
そして家でもかけるようになる。
お店の味が家庭へ。
家庭の味が子どもへ。
そして、それが「地域の普通」になっていく。
そういう積み重ねなのかもしれませんね。
そして今回、その「普通」がことはへ(笑)
私も最初から、冷やし中華にマヨネーズをかけていたわけではありません。
中学生の頃に見て、
「絶対合わない!」
と思った。
でも、一回食べてみた。
そしたら美味しかった。
そして、それから何十年も食べ続けています。
今回のことはも、まったく同じでした。
最初は、
「本当に美味しいの?」
と疑う。
恐る恐る食べる。
そして、
GOOD!(笑)
なんだか、中学生の頃の自分を見ているようでした。
こうやって、家庭の食べ方って次の世代へ伝わっていくんでしょうね。
大げさに言えば、
高橋家の冷やし中華文化が、ことはへ受け継がれた瞬間です(笑)
食べてみないと分からない
そして、もう一つ思うのが、
こういうのって、実際にやってみないと分からないということです。
見ただけなら、
「絶対合わない!」
と思う。
自分が今までやったことがないから、違和感がある。
でも、いざ試してみると、
「なんで今まで
やらなかったんだろう?」
となることもあります。
もちろん、食べてみても、
「やっぱりなし!」
となることもあります(笑)
でも、一回試してみれば、自分で判断できます。
食文化が違うからこそ、別の地域の「普通」を試してみるのも面白いですよね。
高橋家、マヨネーズ派が一人増えました(笑)
ということで、高橋家では、
冷やし中華
マヨネーズ派が一人増えました。
私。
そして、ことは。
2人になりました(笑)
嫁さんからすると、何十年経っても、
「邪道は邪道」
なのかもしれません(笑)
でも、こうやって調べてみると、どっちが正しいとか、間違っているとかではないんですよね。
地域によって違う。
家庭によって違う。
人によっても違う。
だから食文化って面白い。
PS:
さて、みなさんは冷やし中華に何をトッピングしますか?
マヨネーズ?
からし?
紅しょうが?
それとも、
「何も足さないのが一番!」
でしょうか。
冷やし中華って、同じ料理なのに家庭や地域によって意外と違いそうです。
ちなみに私は、これからも迷わずマヨネーズです(笑)
そして、ことはもたぶん、次からは自分でマヨネーズを取りに行くと思います(笑)