灯油が届かないと言われた日

From:高橋和樹

「すいません。
高橋さん。
この先の納品ができません。」
と業者さんに言われた。

……え。

この先って。

今日だけじゃない。

しばらくってこと。

電話口の向こうも。
申し訳なさそうで。

でも。
どうしようもない感じが。
伝わってくる。

なんの事かというと。
灯油です。

理由は。
戦争の影響。

未定。

この言葉。
いちばん困るやつです。

「いつまでですか?」
って聞いても。

「分かりません。」
で終わる。

相手が悪いわけじゃない。

でも。
こっちは。
ハウスの加温を。
止められない。

灯油って。
生活の燃料でもあるけど。

うちみたいな農園だと。
仕事の燃料でもあります。

狙いたい温度に灯油がなくて。
届かなくなると。
いちごの栽培管理の流れが変わる。

だから。
いつも通りに。
いつも通りが欲しい。

でも。
「いつも通り」が。
急に手に入らなくなる。

こういう時。
気合いより先に。
必要なのは確認と段取り。

まず。
何が止まったのか。

灯油そのものがないのか。
配達だけが止まったのか。

どのルートが止まったのか。
別のルートがあるのか。

分からないまま不安になると。
全部が大きく見える。

だから。
淡々と。
切り分ける。

できることを。
小さく作る。

一気に解決しなくていい。

一段ずつ。

今ある在庫で。
何日もつか。

最低限。
守るべき温度はどこか。

止めていい作業と。
止めちゃいけない作業はどれか。
それを先に決める。

こういう時。
未来を守るのは。
勇気じゃなくて。
現実です。

数字と優先順位と手配。

そして。
こういう時ほど思います。

普段。
当たり前に届くものって。
当たり前じゃない。

灯油も。
物流も。
人も。

全部。
つながってる。

そのつながりが。
どこかで切れると。
現場に来る。

だから。
私は今できる段取りを。
淡々とやります。

「未定」に振り回されない。

やることは。
「どうするか決める」
こと。

では。
また次のメルマガで。

PS:明日ガソスタで大量のポリタンクを
持ち込んでいたら私かもしれません(笑)


■ 要点まとめ
「未定」は現場にとっていちばん困る言葉

  • 不安な時ほど、まずは状況を切り分ける
  • 在庫日数、守る温度、止めていい作業を先に決める
  • 危機対応で必要なのは気合いより確認と段取り
  • 普段の当たり前は、たくさんのつながりで成り立っている

■ 苺の花ことばから

苺の花ことばは。
何気ない日常に。
ちょっとした幸せを届けるために。

見えないところの管理も。
淡々と積み重ねています。

温度。
水。
タイミング。
段取り。

ハウスに植えてから化学農薬を使わずに育て。
量より質を選び。
完熟で届ける。

当たり前を守るために。
当たり前じゃない準備をする。

それが。
苺の花ことばです。

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