平均だけでは決められない。1株ずつ花芽を確認して、今年の越後姫の定植日を決めました

今年の越後姫シーズンが、いよいよ動き始めます

平均だけでは決められない。
1株ずつ花芽を確認して、
今年の越後姫の定植日を決めました

数字を見る。
苗を見る。
天気予報を見る。

そして、ようやく定植日が決まりました。

この記事の要点

今回は平均の花芽分化指数だけではなく、1株ずつの調査結果を確認しました。
平均値よりも、最も花芽分化が遅れている苗がどのくらいあるのかを重視して定植日を判断しています。
今年の定植日は9月4日(金)と9月7日(月)に決定。順調なら10月末〜11月上旬頃から初収穫を見込んでいます。
定植日が見えてきたため、今年最初の越後姫「初物」の早期予約も開始します。

まずは4コマでどうぞ(笑)

1株ずつの数字を見て、
カレンダーとにらめっこする私です(笑)

1株ずつの花芽分化データとカレンダーを見ながら越後姫の定植日を考える様子を描いた4コマ漫画

「1株ずつのデータをお送りしました。」

「1株ずつのデータをお送りしました。」

という連絡をもらいました。

「ありがとうございました。」

と返信したあと、すぐに数字を確認。

そして、そのままカレンダーとにらめっこを始めます(笑)

何の数字かというと、以前調べてもらった、いちごの花芽分化指数です。

前回は、

「3.2」

「3.5」

という平均値を教えてもらいました。

今回は、さらに細かく、

1株、1株の数値

を送ってもらいました。

それがこちらです。

越後姫の1株ごとの花芽分化指数の調査結果
今回は平均だけではなく、1株ずつの数値を確認します。

花芽分化指数って何?

花芽分化指数というのは、簡単にいうと、

苗の中で、
「これから花になる芽」が
どこまでできているのか

を数字で表した目安です。

いちごの苗の中心にある生長点を顕微鏡で確認して、花になる部分がどの程度まで形成されているかを見てもらいます。

そして、その結果を参考にしながら、

「いつ定植するか」

を決めます。

いちごは、

苗を植える。

花が咲く。

実がなる。

という単純な順番に見えます。

でも実際には、植える前の苗の中で、もう次の収穫につながる準備が始まっています。

今回は「平均」より、最低値を見ています

今回、私が特に気にしているのは、平均ではありません。

見るのは、

一番低い数字はいくつか?

その数字の苗が何株あるか?

です。

平均値が良くても、花芽分化の進みが遅い苗が何株も残っていたら気になります。

例えば、10株の平均値が高かったとしても、その中に数株だけ大きく遅れている苗があれば、

「平均は大丈夫だから植えよう!」

とは簡単には決められません。

平均は、全体を見るには便利です。

でも、

平均だけでは、
ばらつきまでは分からない。

んですよね。

「全体的に良い」と「全部が安全」は違う

ここが、今回1株ずつ調べてもらった理由です。

平均が3.5。

それだけ聞けば、

「結構進んでるな。」

と思えます。

でも、その3.5がどう作られているのかを見る必要があります。

全株が3〜4付近に揃っているのか。

かなり進んだ苗が平均を引き上げていて、遅い苗が残っているのか。

この二つでは、同じ平均3.5でも意味が違います。

全体を見る「平均」と、
リスクを見る「最低値」。

両方を見る必要があるんですよね。

私は過去に花芽の問題を経験しているので、ここはかなり慎重に見ています(笑)

一番怖いのは、まだ進んでいない苗を高温へ出すこと

今回使っている花芽分化の判定基準では、一つ段階が進むのに、おおよそ数日かかると見ています。

そして、花芽分化の進みが浅い苗を、定植後すぐ高温へさらすことは避けたい。

特に私が怖いのが、現場でいう、

「花芽が飛ぶ」

という状態です。

花になる予定だった芽が、その後の高温などの影響を受け、期待していたように花房が上がってこない。

そうなると、最初に咲く花が減ったり、初期の収穫量へ影響したりします。

そこで今回は、管理上の目安として、

できれば全ての苗が指数4以上。

さらに安全側を見るなら5以上。

そこまで進んでから定植したいと考えています。

これはすべての品種・調査基準に共通する数字という意味ではなく、今回使っている調査基準と、これまでの栽培経験から判断している目安です。

だから、数字とカレンダーを並べて考える

1株ずつの数字を見る。

次に、カレンダーを見る。

そして、この先の天気予報も見る。

「この苗なら、あと何日くらい必要かな?」

「この日の気温は?」

「定植後にまた猛暑が来ない?」

そんなことを考えます。

1株ごとの花芽分化

日数

定植後の天気

この三つを並べながら、

「この日かな?」

「いや、もう少し待つか?」

と考えていきます。

毎年やっていますが、悩みます(笑)

そして、今年の定植日を決めました

1株ずつの花芽分化。

苗の状態。

そして、これからの天気予報。

それらを見ながら考えた結果、今年の定植日は、

1回目

9月4日(金)

2回目

9月7日(月)

に決めました。

今年は、例年より少し早めの定植です。

これでようやく、

「次のシーズンが始まる日」

が決まりました。

でも、定植日を決めたら終わりではありません

定植日が決まった。

だから安心。

というわけでもありません。

定植したあとに、どんな天気になるかもかなり大事です。

苗を植えた直後に高温が続くのか。

少しずつ秋らしくなっていくのか。

日中の最高気温。

夜温。

苗の活着。

そこを見ながら、その後の管理を調整していきます。

なので9月4日と7日に植えたあとも、しばらく天気予報とのにらめっこは続きます(笑)

定植日が決まると、最初の収穫も見えてくる

定植する日が決まると、そこから先の予定も少しずつ見えてきます。

苗を植える。

根が張る。

花房が上がってくる。

花が咲く。

果実が膨らむ。

そして、赤くなる。

今のところ、順調に進めば、

今シーズン最初の収穫見込み

10月末〜11月上旬頃

から、今年最初の越後姫を収穫できそうです。

もちろん、これは現時点での予想です。

いちごは農産物なので、これからの気温。

苗の状態。

花の進み具合。

日照。

いろいろな条件で前後します。

シーズン最初は、少し小ぶりになるかもしれません

今回は、例年より少し早めの定植を予定しています。

まだ暑さが残る時期の定植です。

そのため、今年最初に収穫する越後姫は、少し小ぶりになる可能性があると予想しています。

暑い時期は、植物自身の呼吸による消耗も大きくなります。

また、定植直後は新しい場所へ根を張る必要もあります。

そのため、シーズン後半の大きな果実とまったく同じにはならない可能性があります。

でも、

シーズン最初の越後姫って、
やっぱり特別なんですよね。

毎年、最初に赤くなったいちごを見ると、

「今年も始まったな!」

って思います。

ということで、今年の「初物早期予約」を始めます

定植日が決まって、収穫時期が少しずつ見えてきました。

そこで、今シーズン最初の越後姫の初物早期予約を始めます。

まだハウスへ定植もしていません。

なのに、もう予約販売(笑)

でも、1株ずつ花芽を調べて。

定植日を決めて。

これからの気温を確認して。

そこまで進むと、収穫の時期も少しずつ見えてきます。

今回ご用意しているのは、こちらの2種類です。

初物早期予約①

自宅用いちご越後姫
もぐもぐパック 2パック

越後姫もぐもぐパック2パック

通常価格 税抜3,484円

早期予約価格

3,300円(税込)

越後姫もぐもぐパック2パックを予約する

初物早期予約②

自宅用いちご越後姫
もぐもぐパック 1パック

1パックでのご注文や、2パックより多く注文される方はこちらをご利用ください。

越後姫もぐもぐパック1パック

通常価格 税抜1,204円

早期予約価格

1,000円(税込)

越後姫もぐもぐパックを予約する

一番お得なのは、9月15日まで

今回は、クーポンコードの入力は必要ありません。

商品ページを開いた時点で、早期予約価格になっています。

そして、今回の早期予約で一番お得にご注文いただける期間は、

早期予約価格

9月15日まで

です。

9月15日を過ぎても予約販売は続ける予定ですが、値引き額は少し小さくなります。

なので、一番お得にご予約いただけるのは9月15日までです。

発送日は、まだ決められません

今の予定では、早ければ10月末〜11月上旬頃から収穫スタートです。

ただし、ここは農産物。

今の時点で、

「○月○日に必ず発送します!」

とは言えません。

これからの気温。

定植後の苗の状態。

花が咲く時期。

実の肥大。

そして色づき。

自然相手なので、収穫開始は前後します。

収穫できた越後姫から、
順番に発送していきます。

その点だけ、楽しみにお待ちいただけたらと思います。

まずは、9月4日と7日の定植から

まだハウスには、今年の苗が並んでいません。

でも、花芽を顕微鏡で確認して。

1株ずつ数字を見て。

定植日を決めて。

初収穫の時期も、少しずつ見えてきました。

いよいよ、次のシーズンが始まる感じがします。

まずは、

9月4日と9月7日の定植。

そこから約2か月。

ハウスの中で、今年最初の越後姫が赤くなります。

今年も最初の一粒を見る瞬間が楽しみです。

PS:

前回は平均値を見ながら、

「いつ植えるかな〜。」

と悩んでいました。

今回は1株ずつの数字が届いて、さらにカレンダーとにらめっこ(笑)

でも、そこまで確認したからこそ、ようやく定植日を決めることができました。

次は、実際に苗を植えます。

そして、その苗から花が咲いて、越後姫が赤くなる。

シーズン最初のいちごって、毎年見ていますが、やっぱり特別です。

今年最初の越後姫を早く食べたい方は、9月15日までの初物早期予約をご利用ください。

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