From:高橋和樹
「俺バイヤーだけど、 本当にそうなの?」
そんな顔で、 声をかけられました。
なんの話かというと、
この前の商談会で 花ことばの横断幕に書いていた メッセージのこと。
そこに書いてあったのは、
「ああ、またジャムね。」 流し気味だったバイヤーが 一口食べて表情を変えた。
普通なら、
「添加物不使用のこだわりのジャム」
とか、 そんな表現を書くと思います。
でもここは商談会。
バイヤーさんが 一瞬でも足を止めるかどうかが 勝負。
だから、 “説明”じゃなくて “物語の入り口”を書きました。
実際に、 このコピーを読んで 何人も足を止めてくれた。
そして試食してくれた。
それだけで、 大成功です。
ちなみに、
このキャッチコピーは ゼロからひねり出した わけではありません。
「ピアノの前に座るとみんなが笑った。 でも、弾きはじめたとたん――」
という、 超有名なコピーの構成を 真似させてもらいました。
天才なら、 0から生み出せるのかもしれない。
でも、 凡人の自分は違う。
だからこそ、
0から作るんじゃなくて、 100点の型を真似る。
型を借りて、 中身を自分にする。
すると、 ただの横断幕が、
“足を止める装置”に 変わります。
ここで大事なのが、
「型を真似る」と「パクリ」は まったく違うということです。
パクリは、 表面をそのまま持ってくること。
言葉も。 表現も。 世界観も。 丸ごとコピーする。
それは、 一瞬うまくいくように見えても、 必ずバレます。
なぜなら、 魂が入っていないから。
一方で、 型を真似るというのは、 構造を学ぶことです。
どういう順番で 人は引き込まれるのか。
どのタイミングで 違和感を作るのか。
どの瞬間に 感情が動くのか。
その“骨組み”を借りる。
そして、 中身は100%自分の言葉で書く。
今回の横断幕も、 有名コピーの構成は借りています。
でも、 そこに書いてあるのは 花ことばの現場で起きている リアルな出来事。
バイヤーが 流し目で見て、 一口で表情が変わる。
それは実際に起きたこと。
だから刺さる。
型は、 心理を動かす設計図。
パクリは、 他人の完成品をそのまま使うこと。
この違いは、 天と地ほどあります。
むしろ、 型を学ばないほうが 不誠実だとすら思っています。
なぜなら、 伝える努力を放棄しているから。
「想いがあれば伝わる」
これは幻想です。
想いを伝えるには、 技術がいる。
その技術が、 型です。
型を学び、 何度も試し、 自分の言葉で磨いていく。
それを続けた先に、 “自分の型”ができます。
最初からオリジナルを目指すより、 ずっと早く、 ずっと確実に前に進める。
真似ることは、 弱さじゃない。
最短距離を選ぶ 戦略です。
と言われた時、 内心ニヤッとしました(笑)
ちゃんと、 刺さってる。
商談会は終わったけど、 学びはまだまだ続きます。
花ことばのジャムや加工品も、 ただの「無添加」ではありません。
・ハウスに植えてから化学農薬を使わずに育てた越後姫 ・量より質を選ぶ1つ芽管理 ・完熟収穫へのこだわり
型を学び、 素材は本物で勝負する。
それが花ことばのスタイルです。
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