あれ?この花おかしくない?桃薫で見つけた「がくが入り込む花」と、いちごの小さな変化の話

あれ?この花おかしくない?桃薫で見つけた「がくが入り込む花」と、いちごの小さな変化の話

「あれ?この花おかしくない?」

って思い。
じっ〜といちごの花を覗き込みました。

桃薫の花(花弁の中にがくが入り込んだように見える)
これです。
この苗は、桃薫の花です。

花弁の中に。
“がく” が入り込んでいます。

不思議ですよね。


結論。こういう「変わった花」は、未来のヒントになることがあります。

植物って。
「完璧なコピーをする」ように見えて。
じつは、少しずつ違う表情を見せるんですよね。

その“ほんの少しの違い”が積み重なって。
品種になっていく。

そう思うと。
今日たまたま見つけたこの花も。
未来の“何かのきっかけ”になるのかもしれません。


桃薫(とうくん)って、どんな品種?

桃薫は。
名前の通り、香りに特徴があるいちごです。

育てていると。
毎日見ている花でも、時々まったく違う顔を見せてくれる。
これがまた面白いんですよね。


「がくが入り込む」みたいな花。何が起きてる可能性がある?

ここは正直。
写真だけで断定はできません。

ただ。
いちごの花は、環境や生育条件の影響で「普段と違う形」に見えることがあります。

  • 花芽の発育中の生理的な要因(温度変化や栄養バランスなど)
  • 病害などが関係するケース(見た目がいつもと違う花になることも)
  • 遺伝的な変化(突然変異)(自然変異が積み重なって品種になることも)

今回の花がどれに当たるかは。
決めつけず。
「変化を見つけた記録」として残しておきます。


こういう花を見つけた時の“観察ポイント”(栽培メモ)

次に活きるように。
僕はだいたい、ここを見ます。

  • その花は一輪だけか。房全体で出ているか
  • 同じ株の他の花も同じ形になるか
  • 新葉の形や色に違和感がないか(縮れ・黄化など)
  • 受粉後に、実の形がどうなるか(乱形・肥大の偏りなど)

変化のある株は。
成長も楽しみになります。

今年の桃薫は。
どんな果実をつけてくれるのか。
僕も、ちょっとワクワクしています。

また何か珍しいものを見つけたら。
お知らせやメルマガで紹介しますね♪


お知らせ(越後姫のご注文はこちら)

桃薫の観察メモでしたが。
苺の花ことばのメインは「越後姫」です。

年末年始の手土産や贈り物に。
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よかったら、こちらからどうぞ。


よくある質問(FAQ)

Q. 「がく」って何ですか?
A. 花の外側にある、花を守る部分です。今回は、その“がく”が花弁側に入り込んだように見えました。
Q. こういう花は、実も変になりますか?
A. 影響が出ないこともあれば、形に出ることもあります。まずは同じ株の他の花や、その後の結実を観察します。
Q. これは突然変異ですか?
A. 可能性の一つではありますが、環境要因などでも花がいつもと違って見えることがあるため、断定はしません。
Q. また珍しい発見はありますか?
A. 見つけたら、写真つきでまた紹介しますね♪