仕事ができる人ほど、歩くのが少し早い理由

歩くスピードで、仕事の質は変わる。移動時間に差が出る理由

この記事の要点
・仕事ができる人は、移動時間を「空白」にしない
・歩くスピードは性格ではなく「意識の向き」で決まる
・人は無意識に時間の使い方で差をつけている
・小さな行動の積み重ねが、仕事や経営の質を変えていく


仕事ができる先輩の歩き方

昔。
会社の仕事ができる先輩と外回りをしたときのこと。

その先輩は。
靴をカツカツ鳴らしながら。
背筋をピンと伸ばして。
少し早歩きで歩いていました。

だから正直。
後ろをついていくのもけっこう大変でした。

そこで聞いたんです。

「なんでそんなに早足で歩くんですか?」

すると返ってきたのは。

「だって移動時間って無駄じゃない?
ダラダラ歩いてたら、仕事できる時間減るよね。」

シンプルだけど。
すごく本質を突いた言葉でした。

その瞬間。
ああ、この人は“時間の使い方”で差をつけてるんだな。
と、スッと腹に落ちました。


移動時間は「空白」になりやすい

仕事をしていると。
移動時間って、つい“空白”になりがちです。

なんとなく歩く。
なんとなくスマホを見る。
なんとなくぼーっとする。

もちろん、それ自体が悪いわけではない。

でも。
仕事ができる人ほど、この“なんとなく”が少ない。

ここに行動心理学的なポイントがあります。

人は「意識しない時間」を増やすほど、生産性が下がる。

なぜなら。
脳は基本的に「楽な方」に流れるからです。

何も考えなくていい状態。
負荷の少ない状態。
それを自然と選んでしまう。

つまり。
移動時間は放っておくと、無意識に“消費される時間”になる。

でも逆に言うと。
ここを意識的に使える人は、自然と差がついていく。


歩くスピードは「意識の向き」で決まる

あの先輩は。
ただ歩くのが早いわけじゃなかった。

頭の中が動いていたんです。

次の訪問先の段取り。
会話の流れ。
伝える内容。
相手の反応の予測。

つまり。
すでに“次の仕事”に入っている状態。

だから自然と。
体も前に進む。

ここが大事で。

歩くスピードって。
性格じゃない。

意識の向きなんです。

どこに向かっているのか。
何をしようとしているのか。
それが明確な人ほど、動きは速くなる。

逆に。
目的がぼんやりしていると。
行動もぼんやりする。

これは行動心理学でいう「目標勾配効果」に近いです。

ゴールが明確で近く感じるほど、人はスピードを上げる。

つまり。
仕事ができる人は、常に次のゴールを意識している。


「時間の使い方」は無意識で差がつく

もう一つ大事なポイントがあります。

人は、自分が思っている以上に“無意識”で行動している。

歩く速さも。
スマホを見る頻度も。
立ち止まる回数も。

全部、習慣です。

そして習慣は。
意識しない限り変わらない。

だから。
仕事ができる人は、意識的に“使い方”を変えている。

移動時間は何分あるか。
その間に何を考えるか。
どこまで整理するか。

この積み重ねが。
1日では小さい差でも、1ヶ月、1年で大きな差になる。

これが、いわゆる「複利的な成長」です。


小さな行動が、仕事と経営を変える

あれから。
自分も意識しています。

仕事で移動する時は。
少し早歩きで。

完璧じゃなくていい。
でも「今、仕事中だよな」と、自分にスイッチを入れる。

これだけでも変わる。

ほんの少しの差。
でも確実に積み重なる差。

苺づくりも同じです。

毎日の水やり。
温度管理。
ちょっとした判断。

一つひとつは小さい。
でも、その積み重ねで品質が変わる。

経営も同じ。

大きな戦略も大事。
でも、それを支えているのは日々の小さな行動。

だからこそ。

まずは足元から。

歩き方一つ。
時間の使い方一つ。

そこを変えるだけで、仕事の質は変わっていく。

今日も一歩一歩。
少しだけ早歩きでいきます。


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