「ねぇ、琥珀のお尻のあたりって、 よく見ると羽ばたいてる鳥みたいじゃない?」
そう嫁さんに話しました。
すると、
「ほんとだ(笑) 黒鳥だね!」
と嫁さん。
2人で笑っていると、子ども達がやって来て、
「パパ、ママ、何話してるの?」
と聞いてきました。
「ほら、琥珀のお尻見てみ!」
そう伝えると…。
「本当だ!」
「鳥みたい!」
と、子ども達も大盛り上がり(笑)
これがその写真です。
そして、もう一枚。
……見えません?(笑)
お尻の茶色い毛が、羽を大きく広げた鳥みたいに見えるんです。
一度そう見えると、もう鳥にしか見えない(笑)
これって、人間の脳の面白いところなんです。
最初はただの毛模様だったのに、
「鳥みたいだね。」
そう言われた瞬間から、脳は鳥として認識し始める。
そして、それ以降は何度見ても鳥にしか見えなくなる。
実はこれ、心理学では「パレイドリア現象」と呼ばれる現象です。
雲が動物に見えたり。
木目が人の顔に見えたり。
コンセントが笑っている顔に見えたり。
誰でも一度は経験したことがあると思います。
人間の脳は、意味のない模様の中から、知っている形を探すのがとても得意なんです。
さらに面白いのは、一度答えを見つけると、それを何度も再生してしまうこと。
つまり、
「鳥だ。」
と認識した瞬間に、その情報が優先されるようになります。
だから次に見ても、また鳥。
その次も鳥。
もう普通の毛並みには戻れません(笑)
脳って、本当に面白いですよね。
実はこの現象。
仕事でもよく起こります。
例えば、
「あの人は仕事が早い。」
という印象を持つと、その人の早いところばかり目につく。
逆に、
「あの人は遅い。」
と思ってしまうと、遅い場面ばかり探してしまう。
商品でも同じです。
「このお店は親切。」
と思えば、小さな親切にも気付く。
でも、
「対応が悪かった。」
という印象を持つと、その後は悪い部分ばかりが目に入る。
つまり、人は見たいものを見ている。
そう言ってもいいのかもしれません。
心理学には「確証バイアス」という考え方があります。
最初に持った印象を、人は無意識に正しいと思い続けようとする性質です。
だから最初の印象って、とても大事。
人でも。
商品でも。
お店でも。
最初に感じた印象が、その後の見え方を大きく左右します。
逆に言えば、良い印象を持ってもらえると、その後も良い部分を見つけてもらいやすくなる。
商売って、そういう積み重ねなんだなとも思います。
それからというもの。
ゲージの前を通るたびに、
「今日は羽広げてる?」
なんて、つい見てしまいます(笑)
完全に我が家の新しい楽しみになりました。
こういう、なんでもない発見っていいですよね。
子ども達も笑うし。
大人も笑う。
たった一つの毛模様なのに、家族の会話が増える。
そんな時間が、なんだか幸せだなと思いました。
PS 琥珀本人は、そんなことを言われているとは全く知らず、今日も気持ち良さそうにお腹を出して寝ていました(笑)