12月の暖かさに油断しない。ハウスの隙間埋めで苺を守る一日

この記事の要点
・12月後半は暖かくても、ハウスの寒さ対策は欠かせません。
・晴れて乾いた日を選び、冷気を防ぐ「隙間埋め」を実施しました。
・こうした地味な作業が、いちごの品質と安定につながっています。


「寒さ対策で、ハウスの隙間埋めをお願いします」

朝のミーティングで。
「寒さ対策で、ハウスの隙間埋めをお願いします」
と、クルーに伝えました。

最近は晴れ間も多くて。
ハウスの中は「本当に12月?」と思うくらい暖かい日が続いていました。

正直。
そこまで急がなくてもいいかな、と思っていた部分もあります。

でも。
気づけば12月も終盤。


本来なら一気に冷え込む季節

この時期になると。
外の冷たい空気がハウスの隙間から入り込み、
一気に温度が下がってしまうことがあります。

だからこそ。
ビニールハウスがしっかり乾く晴れの日を選んで、
冷気が入らないよう隙間埋めをしてもらいました。


現場では、それぞれが黙々と

その間。
私はというと、
最近の収穫とパック詰めで溜まっていた自分の仕事をひたすら片付けます。

気づけば、もう夕方。

クルーに呼ばれてハウスの裏側へ行くと。
作業はほとんど終わっていました。

(優秀すぎますね♪)

作業の様子はこちらの動画で見られます。


派手じゃないけど、一番大事な時間

黙々と手を動かす人。
声をかけ合いながら進める人。

誰かが指示しなくても。
ちゃんと次の人が動いている。

こういう何気ない一日が。
ハウスの温度を守って。
いちごを守って。
その先のお客さんにつながっていきます。

派手じゃないけど。
実は一番大事な時間。

今日もまた。
そんな一日が、静かに積み上がっていました。